富士通フォーラム2018 大阪に参加してきました。

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こんにちは。BOSSです。

2018年8月6日、大阪国際会議場で行われました富士通フォーラム2018に参加してきました。

富士通フォーラム2018 大阪 大阪国際会議場

そんな感想を何回かに分けて書けたらなって思います。

富士通の事業

富士通は一般的にはパソコンなどの機械メーカーという認識が根強いですが、実はB to Bのソリューション事業がその売り上げの7割を占めています。(2017年度)

ソリューション事業というと幅広いのですが
企業や国を相手にインフラやシステム開発から提供、デジタルマーケティングなどを手がけています。

www.fujitsu.com

富士通フォーラムとは??

富士通フォーラムとは、富士通が事業やパートナー企業との共同研究で得た知見や技術というものを様々展示し一般公開し紹介するというイベントです。

実は東京や名古屋でも今年開催されており、そのレポートなどはこちらになります。

【速報:前編】最先端のAIやIoTでお客様のデジタル革新に共に挑む!「富士通フォーラム2018」イベントレポート : FUJITSU JOURNAL(富士通ジャーナル)

今日の会場は大阪
本当に様々な展示があり、IoTや先進技術、デジタルマーケティングなど幅広い技術の応用例を社員の方々から直接聞くことができました。

目当てはAI技術の展示

富士通フォーラム2018 大阪 展示デモ一覧 : 富士通

こちらが富士通フォーラム2018 大阪の展示デモ一覧ページになります。

なかでも私は富士通のAI技術応用事業に興味があり、そちらの展示を目当てに参加しました。

富士通フォーラム2018 大阪 展示デモ一覧 AI技術

やっぱりAI技術がどういう風に使われているのか気になります。
それも本当に事業や開発をしている方からお話が聞けるならそんないい機会はありませんからね。

ほぼ全てお話を聞いて回ったのですが、その中でも今回は一つ紹介しようかなと思います。

「へん」と「つくり」まで認識できる手書き文字認識

こちらはいわゆる画像認識の分野。
その中でも手書き文字認識という領域になります。

具体的にはZinraiのAPIである手書文字列認識サービスの技術説明です。

手書き文字認識ってディープラーニングの初歩としてわりと目にするくらいかなり古くから研究されている話です。

では、どこが新しいすごい技術なのか。
いただいたチラシから引用します。

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文字の区切り認識

このように大きなボックスに文字がいくつか並ぶ場合、その一つの問題は字がどこで区切られて一文字とカウントできるのかという点です。

日本語の漢字には「へん」があり、上の画像では「崎」や「場」の字をどう区切らなくてはならないのかということは人間にとってはめちゃめちゃ簡単でもコンピューターにとって結構難しい問題となります。

これが一文字ずつ方眼紙に書いた文字を認識させるならそんな識別をさせる必要はないんです。

ですが、実用的に人が使う書類で方眼紙みたいなフォーマットのものはまずありません。

そこでそういった問題が出てくるのです。

ではこれをどうやって解決したのかというと
異種深層学習モデル

を用いることで解決したということです。

これはどういうことかというと、学習させるときに

  • 正しい文字

  • 間違った文字(非文字)

この二つを学習させたモデルを用いたとのことです。
通常は正しい文字の教師データで学習をさせるのですが、そうではなくあえて非文字も学習させることで文字の区切りを正しくに認識できるようになる

ということでした。

文字の意味認識

さらに二つ目の課題として認識した文字が本当に正しいのかという判定をしなくてはなりません。

上の画像で言えば「工」の字。

じゃっかんたての棒が上に突き抜けていて「土」に見えます。

けれども人はこれは「工」だと判断することは容易いですよね?

なぜならば「土場」なんて言葉聞きませんから。普通は「工場」って単語として認識するから「土」にみえても「工」と判断します。

これをコンピューターにやらせるとなるとどうでしょう。

これは
自然言語処理
という技術を使うことで解決をしたというのが肝になってきます。

自然言語処理
つまりあたかも文字と文字の羅列に単語としての意味を見出したかのような学習をさせる分野で重要な技術の一つです。

この例の場合は、「異種深層学習モデル」で認識した手書き文字を、「自然言語処理モデル」を用いて意味として通じそうな可能性の高い「工」が選択される

というものが富士通のZinraiプラットフォームサービス 手書き文字列認識APIに用いられている技術になります。

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まとめ

技術の紹介、感想として1つしか今回はできませんでしたので
何回かに分けて紹介したいなって思います。

AI部門としても書きたいことがありますし、スポーツについての技術も紹介したい。

また、働き方改革をテーマとしたセミナーにも参加したのでその話も触れたいなと思うのであと2回くらい富士通フォーラムの話をしようかなと思います。