こどもに勉強させる? その考え方は間違っていない?大人がとるべきアプローチ

こどもに勉強させる?親や教師 大人が取るべきアプローチ

こんにちは。BOSSです。

わたしは学習塾で働き出して4年が経ちます。学外の教育という形で小学生から高校生まで

幅広く接してきましたがやっぱりどんな子も

勉強は嫌い

なんですよね。


わたし自身もそんなに勉強好きな方ではなかったなぁなんて思っていましたが

どうもそうじゃないなって最近思いはじめました。

つまり
人って本質的に新しいことを知ることは好き

であるはずだと考え直したんです。適切なアプローチを取れば

勉強が嫌いになるなんてありえない。


これがわたしの仮説です。

けれども現実にこどもたちは勉強が嫌いです。

このギャップはどこから生まれるのか

そしてそのギャップはどう埋めていけるのか

4年間学習塾で教育の現場に立ってきたわたしが考えているこどもの勉強について

まとめておこうかなと思います。

なぜ勉強は嫌われるのか

学生を経験してきたほぼ全ての人にとって、学生時代の勉強って楽しいものではないかと思います。

ところが、おとなになって突然勉強したいとか

あー勉強しとけばよかったなとか言い出す人って居ますよね。

でね、実際おとなになってから資格なりなんなり勉強してみると意外と楽しかったりするわけです。

  • 学生の頃やってた勉強

  • おとなになってはじめた勉強

同じ勉強をするという行為なのに感じ方に違いがある。

ではいったいどこに差があるのでしょうか?

なんのために勉強するのか

二つの勉強、本質的な違いはなんのために勉強するのか

という意識の違いです。

おとながする勉強って基本的に自分で目的を定めます。

たとえば

""外国の人とコミュニケーション取れるようになりたいから参考書を買ってTOEIC800点目指そう""
とか

""プログラミングできるようになりたいからProgateでPythonのコース終わらせよう""
とか

自分で目標を定めて、自分の方法で勉強していく。

そこに他の人の意思はありません。自分でやりたいって思ったから動きます。

ところが学生の場合はどうでしょうか。

""先生に志望校にいけないぞと言われたから問題集を解く""

""親にしつこく勉強するように言われるから塾に自習しに行く""

塾でこどもたちを見てるとほんとうにこのパターンめちゃめちゃ多いのです。

おとなの勉強との違いは一目瞭然ですよね。

なぜ勉強するのかというところが学生の勉強の場合はっきりしていない。

もっと言えば

人に言われたからやっている

全くもって主体性がないんですね。
なんで勉強するのか、勉強したことをどういう風に役立たせるのか

この意識が小中高生には無い。

なんのためにやってるのか分からない作業なんて勉強じゃなくても嫌ですよ。当たり前です。

だからこどもたちはみんな口を揃えて


勉強は嫌い


というのです。

多くの大人は勉強のやり方を教えられない

なるほど。こどもは勉強に目的意識がないからけしからん!

なんておとなが考えてしまったら非常にまずいんです。

特に、親や教師といったこどもに近い人たちが


「目的をもって勉強しなさい!」


なんて言っても全くもって意味がない。

こどもが目的意識を明確に持てないのはあたりまえなんですよ。

知らないんだから。だからおとなが教えてあげなきゃいけない。

長く生きてるんだから、それがおとなの役目なはずなんですよ。

ところが、現実的におおくのこどもたちは勉強が嫌い。その理由はもう簡単ですよ。

おとなが適切に教えられていないから。

もっといえばね、教えられないんですよ。

先ほど例に挙げたようにおとなになってから勉強して楽しいって思える人は意外と多いと思うんですよ。

けれども、世の中たくさん居るおとなの中で自ら勉強する人の絶対数はそこまで多くはない。

だって勉強が嫌だったこどもが単におとなになっただけですよ。年齢重ねただけの人が圧倒的に多いわけです。

運がいい人はどっかのタイミングで

あれ?意外と勉強って新しいこと知れておもしろくない?

って気がつけるんですよ。

けれどもそうじゃない人もそれなりに多く居るわけですよ。

でね、往往にしてそういう大人が教師や親になってこどもに言うんですよ。

「とにかく勉強しとけよ!」


「勉強しないといい大学、いい会社入れないぞ」


「学生は学ぶのが仕事だろ」


「とにかく今から塾行ってこい」


これじゃあこどもが勉強のおもしろさに気が付けるわけがないですよね。

だって教えてあげるべき大人が知らないんだもん。

親や教師がこどもにとるべきアプローチ

ようはですね、何が言いたいかっていうと

親や教師といったこどもと関わる
そして勉強をさせたいっておとなが取るべきアプローチはですね。


まずはあなたが勉強しろ!


これに尽きます。

まず、教えるべき立場にあるおとなが勉強して、新しいことを知るその面白さに気づかないといけません。

それを知らないおとなの 「勉強しろ」ほど

こどもの耳に届かない言葉はありません。

役立つ場所を教えてあげる

まずは勉強の本質的な面白さをおとなが知ることが大切です。

そうでないとこどもの耳には届きませんし、自主的な学習が促されるはずもありません。

そして、次のステップとして

こどもたちが学校や塾で行なっている勉強が

世の中のどういう役に立っているのか教えてあげてください。


わたし自身も生徒に指導する時は常にこの視点を意識しています。

例えば数学なんかだとわかりやすくて

数学なんて出来なくても生きていける。数学なんてどこでも使わないでしょ?

っていう中高生は結構います。

そういう時にわたしは数学が身の回りに使われてる事例を紹介します。

関数や微積、確率や統計

それぞれがどこで応用されているのか知ればこどもに面白そうって思ってもらえる機会が増えます。

面白そう、ちょっと知りたい

こどもがそう思ってくれたらあとは勝手に勉強しだすんですから、もうこっちのものです。

なぜならば、人間は本質的に新しいことを知る行為は好きなのですから。

まとめ

こどもは勉強が本質的には面白いことであることを知りません。

だからこそ、近くの大人が教えないといけない。

けれども大人も知らない場合が多い。


だからまずは

  1. 親や教師が勉強をしてみる

  2. 学びを教えられる立場に立つ

  3. 学びが役立つ場所を教えてあげる

こういったことの積み重ねでこどもはようやく

勉強したらどんな良いことがあるのかってことが知れるのです。

それが分かったら自ら学習できる大人と同じように新しいことを知る面白さを知り

自分で目標設定ができるはずだ。

これが4年間、小中高生に勉強を教えてきて感じた

今現在の結論です。