推しがZeppで一人、ステージに立った話

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こんにちは。BOSSです。

突然ですが、私には推しがいます。

推しというのはつまり好きなアイドルがいるということです。


あんまりアイドルの話このブログで書くつもりなかったんですが

どっかで消化しておかないと
尊さが爆発してヲタクは死ぬのでちょっと書かせてください。

内容はタイトルの通り。

一人のアイドルがZeppのステージに
アコースティックギター一本で観客の前に立ったというお話です。

推し

私は甲子園での単独ライブを目標に

関西で活動しているアイドルグループ
たこやきレインボーのヲタクです。

そのなかでも彩木咲良さんを4年ちょっと推させていただいています。 f:id:wataru_boss:20180716224955j:plain

もう尊い。

アイドルはふつうの子

アイドルといっても、基本的にはふつうの子なんです。

そりゃあね世の中見渡せば天性の物を持っているアイドルがいないわけではない。

けれども基本的にはふつうなんです。

歌がめちゃめちゃうまいわけでも、おとなと話すことに慣れているわけでも、ずば抜けた才能があるわけでもない。

少しかわいらしい、ただの中高生です。

でも、だから面白い部分があるんです。
まだ何者でもない子たちがみるみるうちに何者かになっていく

そんな、サクセスストーリーを期待して応援をしているのです。

私の推しも多分にもれず何者でもない女の子でした。

3年前の彼女

3年前、彼女自身の誕生日を祝うイベントで

推しはその日初めてアコースティックギターでの弾き語りを披露しました。

逆サプライズというやつです。

趣味で始めたというギター。
たしか練習期間は数ヶ月だった気がします。

披露したのはYUIさんのCHE.R.RY


当然ながらめちゃめちゃうまいわけでも無いですが、14歳の少女が数百人を超える大人を前にしてステージに一人

堂々と弾き語りをしたあの光景を私はわすれることはできないでしょう。

今にして思えばただの何者でもない少女だった推しが

何者かになり始めたその瞬間だったのかもしれません。

幸運な出会い

それから私の推しはずっとギターを趣味で続けていました。

グループとしてはメジャーデビューも果たし

2000人規模の公演をやってのけるところまできました。

そんな中で私の推しにとって非常に幸運な出会いがありました。

それがユニコーンのテッシーこと手島いさむさん
そして川西幸一さん。

両名が昨年からたこやきレインボーのバックバンドを率いてくれることになったのです。

素晴らしいことにテッシーと川西さん。ふたりともたこやきレインボーのことを気に入ってくれて

なんと推しはテッシーからギターまで贈られました。

テッシーとの出会いは推しにとって非常に大きなものだったのでしょう。

偉大なバンドマンから音楽が学べる
しかも常に気にかけてくれ、可愛がってもらえ、ギタリストからギターが贈られる。

特別で無いわけがありません。


ギターを趣味では終わらせられない。

そんな彼女自身の口から出た言葉でした。

ガールズファクトリー2018

そうして本気でギターに取り組み始めた推し。

当然ですがアイドルとして活動する中で、誰の目もとどかないところで本当に頑張ったのでしょう。

どんどん上手になっていきました。

一方で、2001年から続く女性中心の音楽フェス

GIRLS' FACTORYが今年も開催され、今回はギターが弾けて歌えるアイドルを中心に選抜されました。

GIRLS' FACTORY NEXT DAY3 (2018.07.14) - フジテレビNEXT

場所はZepp Tokyo

そうです。タイトルの舞台はこのGIRLS' FACTORY NEXT DAY3

私の推しが抜擢されました。

それもグループとしてではなく、推し個人として。

さらに、推しはこのために詩を書き下ろし曲をつけてもらい披露をすると発表。

ヲタクとして 聞きに行かないわけにはいかなくなりました。

アーティストとなった推し

2018年7月14日、Zepp TokyoにてGIRLS' FACTORY NEXT DAY3が開催されました。

そこで推しは一人でステージに立ちました。

普段はグループでステージに立ちますが
個人で、それもギター一本もって弾き語りのみという経験はほとんどありません。

しかも場所が場所。とんでもなくでかい箱です。

そんな場所で彼女は6曲一人のステージを作り上げました。
セットリストを彼女のブログから引用します。

1.夏色 :ゆず さん
2.ファイト! : 中島みゆき さん
3.CHE.R.RY : YUI さん
4.貴方解剖純恋歌~死ね~ :あいみょん さん
5.女の子 :作詞彩木咲良 作曲 コアラモード 小幡康裕 さん
6.桜色ストライプ :たこやきレインボー

3年前、初めてギターを披露したYUIさんのCHE.R.RYも含まれていました。ここからどういう気持ちで選曲したのか垣間見えた気がします。

こんなステージは彼女にとって初めてだった。にも関わらずほんとうに堂々としたものでした。

私は4年、推しを見てきましたが多分見てきた中で一番かっこよかったです。

特に自身作詞をした「女の子」は等身大の推しそのものでした。

アイドルであるため、女の子らしくいることが人よりも求められてきた彼女。

常に、人に見られる自分と自分の中の自分が存在しています。

特に彼女は小学生のころからアイドルをしています。幼い頃は演じるべき「かわいい女の子」と自身の内面はそう遠くなかった

けれども年を重ねて中学生、そして高校生となった今

そこには確かに"ギャップ"があった。

あるべき女の子に向き合い続けてきたんだという叫び、そしてそれでもアイドルとして人を笑顔にしたいんだという気持ち

そんな気持ちを乗せた詩をわたしの推しは大衆に歌として届けてくれました。

その姿は
もう一人の何者でもなかった少女ではなく、アーティストとなった彩木咲良でした。

未来で思い返す日

セットリストの中には3年前披露した曲。

彼女がはじめてギターを披露したその日

私はおろか推し本人や他のメンバー、マネージャーだって

Zepp Tokyoという場所でアコギ一本、ステージをこなす日が来るなんて想像すらしていなかったはずです。

曲を聴きながら
懐かしさとこうやって大きなステージに推しが立っている現実で感情がぐちゃぐちゃになりました。エモいってやつです。

それでも一つ言えることは

すべての曲をやり終え、安堵の表情をうかべつつもやりきったという自身が垣間見えるその顔を見た瞬間は

とんでもなく嬉しくて、とんでもなく幸せでした。

ヲタクにとって推しってそういうもんなんですよね。



公演すべてが終わって夜行バスに揺られながらふと考えていました。

3年前、だれも予想してなかったようなことが現実となり昔を思い返した。

これって未来でもきっと同じことなのではないかと。

今は見えない未来

例えばZepp Tokyoを今度はほんとうにソロでライブする。そんな未来。
その時に、今回のステージがまた思い起こされて

あーあんなこともあったなぁ
なんて思うことが出来たとしたら、もしかしたらこれ以上ない幸せなのかもしれない。



私の推しは

ギターを趣味では終わらせられない。

こう言いました。そして、確実に一人のアーティストとしての道を歩み始めている。

私の推しが何者かになろうとしている。

こんなにワクワクすることって無い。

そんな気持ちが溢れかえって今この記事書きました。

推しが尊すぎて爆発するとヲタクは死ぬので。