就活日記 宇宙航空産業

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こんにちは。BOSSです。

以前の記事で私自身は機械のエンジニア、具体的には構造設計をするエンジニアとしては車業界にあまり興味がないというような話をしました。

しかし、まったく機械のエンジニアとしての道を考えていない訳ではありません。

考えの整理の意味も込めて別の業界について思うところを残しておこうかと思います。

世の中が変わるような仕事

さて、基本的な私の労働に関する考え方ですが

世の中をガラッと変えられそうなことをやりたいという思いがあります。

抽象的にはなりますが、自分が面白いと思わない仕事をやりたいとは全く思いません。

その面白いという基準がどこにあるのか。それがまさしく世の中が変わるかどうかという点にあるのだと感じています。

それはエンジニアとしてものづくりという見方もできますし、そうでなくても構わないなと思っています。

逆に言えば、ものづくりに携わるエンジニアでも世の中が一気に変わりそうもないことは魅力に思わないということですね。

宇宙航空産業

私が今一番魅力的に思う産業は宇宙航空産業です。

この分野は今後日本国内で伸びる分野であると思っています。

航空分野に関しては日JALが海外渡航用のLCC事業の展開を発表するなど、その機運自体が高まってきています。
グローバル化が進み、国境というもの自体が薄くなった現代こそ航空産業は大きく成長すると予想しています。

また宇宙分野に関しては欧米やフランス、ロシアが先んじてはいるものの市場としてはまだまだ未開拓部しかありません。
特にロケットの小型化、低コスト生産技術は依然として確立していません。

今後航空分野は伸びるはずだ、そう考えて衝撃荷重下での構造設計ができる今の研究室を選択しました。

そして現在は衝撃荷重下における層間強化複合材の超高速破壊試験法の確立というのを目指して研究をしていますが、これなんかはダイレクトに航空産業を意識した研究になります。

今回は航空産業について今思うところをまとめておこうかと思います。

MRJ(三菱リージョナルジェット)プロジェクト

やはり日本の航空事業で大きなプロジェクトの一つはMRJでしょう。

幾たびの納入の延期により世間からの風当たりは強いですが、新しく物事を始めるということに対しては成果には寛容でありたいと私は思います。

何でもかんでも叩いていたら新しい面白いことを始めるハードルになりかねませんからね。

そんな納入の延期続きだったMRJも先日のニュースで7月に飛行展示会を行うことが示唆されました。 www.sankeibiz.jp

物事が少しずつ前進していってるようです。

このMRJプロジェクトの成功は三菱だけでなく、日本の工業にとって大きな社会の変化をもたらすと私は考えています。

MRJがもたらす波及効果

前述の通り、MRJに対する世間の風当たりは非常に厳しいものがあります。

しかしMRJの開発自体は三菱は全面投資しており、開発も前進していることから完成する日が来るのは間違いありません。

かつて日本の工業は自動車とエレクトロニクスでした。
しかし、現在はエレクトロニクス分野でアジア諸国との競争に勝てなくなりマーケット縮小の一途を辿っています。

自動車産業で食いつないではいますが、工業で世界と戦うにはやはり新天地を求めていく必要があります。

そういった意味で、MRJの完成は日本の工業全体のマーケット拡大を十分に狙うことができます。 その理由の一つは国内部品メーカーの活性化にあります。

現在のMRJの部品はその7割は海外製であるとまで言われてはいます。しかし、MRJ成功後はどうでしょうか?

民間航空機の開発自体のノウハウが蓄積され、2代目3代目と生産が続くことを考えたら国内部品メーカーの参入は十分に考えられます。

現在の日本における民間航空機産業の規模は1.6兆円、自動車産業と比較すれば比にならないほど少ないです。

それは逆に言えばマーケットの伸び代が十分にあるということです。

そういった流れができるとマーケットは拡大するため、エレクトロニクスから撤退した様々な企業、カーボンを含めた複合材の開発をする材料メーカーなど本当に多くの工業メーカーの活性化につながるのです。

MRJの完成は目に見えています。開発に時間がかかったとしても、日本工業マーケット規模自体は大きくなる。

これが私の考えです。

まとめ

前述の通り、私は世の中を変えられる仕事をやりたい。

そういった意味で、日本の工業そのものを大きく変える可能性のある航空分野のエンジニア

私の目には非常に魅力的な業界に映ります。